2007年の情報商材市場動向


1.情報商材マーケットの現状〜情報の価値にお金を払う時代の到来〜

  今、インターネットの世界では、情報商材と呼ばれるPDF形式
の文書が高額で取引されています。日本では「情報にお金を払う」
という価値観が浸透してまだ浅いのですが、状況は変わりつつあ
ります。情報商材ASPの登場によるところが大きいでしょう。
 なぜならば、今までしっかりとした販路を持っていなかっために
価値ある情報を提供できなかった人が、正当な評価価値をつけて
もらうことが可能になってきたからです。
 つまり、本当に価値ある情報さえもっていれば、個人・法人に関
わらずに価値に見合った報酬を受け取ることが可能な社会になり
つつある、と言う事が出来るでしょう。



2.情報の価値判断の材料が求められている

  情報商材市場には、「詐欺」「マルチ商法まがいの勧誘」なども
残念ながら多いのが今の状況です。
 YAHOO!JAPAN、Google、MSNの三大検索エンジンで弊社がキー
ワードリサーチをかけたところ、多くの人が「情報商材」「評価」のキ
ーワードをセットにして検索していたことが分かりました。(2006.12
調査)
 このような結果から考えると、大勢の人が「情報商材の実際のと
ころ」を知りたがっていることが分かります。



3.情報評価型SNSサービスの登場

  2006年はミクシィの当たり年でした。ミクシィを利用したマーケ
ティングも今や当たり前のものとなりました。いわゆる「くちコミ」を
情報ソースとして活用するマーケティング手法です。
 ミクシィではくちコミで商品の評判が広まり、それが消費者の参
考に大きく役立っています。このSNSサービスの「くちコミ効果」に
ヒントを得た、情報商材評価に特化した新型SNSサービスが登場
するのは時間の問題でしょう。



4.1億人総表現時代における情報の価値

  情報商材を商売とするインフォプレナーの皆さんが感じておら
れる通り、インターネットは世の中の仕組みを大きく変えました。
価値ある情報と緻密なマーケティングによって、個人が成功する
ことが可能になったのです。
 インターネットは自分で学ぶには適しており、決断力と行動力を
もってすれば、何でもできる可能性を持っています。
 ブログなどが盛んになったのもあり、「表現する」という行為に
対する壁が取り崩された結果、従来はチャンスに見舞われなか
った人たちが価値のある情報を提供することで、一流のインフォ
プレナーになることが出来る時代になりました。
 これからは、作家・評論家・学者などの世間的名声の高い人達
からの情報が鵜呑みにされるのではなく、無名の素人のインフォ
プレナーが出した「本当に価値ある情報」が売れるでしょう。